標準的な評価の流れ
- 事業者への説明
評価の考え方や進め方、当社の特徴などを経営層にご説明いたします。
- 契約締結
説明に納得いただけたら契約書を取り交わします。その後、評価の実施に必要な書類を送付いたします。
- 事前打ち合わせ
第三者評価の実施に向けて打ち合わせを行います。日程調整や職員への説明、施設利用者への周知などを行います。推進機構が定めた書類のほか、事業所のサービス実施状況を把握するための資料をご提出いただきます。
- 事業者による自己評価
事業評価分析シートなどに自己評価を記入してご提出いただきます。全職員を対象とした調査もあわせて実施します。
- 利用者調査
当社が中心となって、利用者や家族を対象にした利用者調査を行います。アンケート方式(調査票配布)、聞き取り方式(事業所訪問)、場面観察方式(利用者と職員の関わりを観察)のいずれかの手法を用います。調査の対象選定や調査票の配布については、事業所にご協力いただくことになります。
- 訪問調査事前打ち合わせ
事業所から提出された自己評価や利用者調査の事前分析を当社が行い、訪問調査のための準備をします。
- 訪問調査
評価者3人以上で事業所を訪問し、現地調査や事業者への質疑応答を通してサービスの実施状況を確認します。約1日かかります。
- 事業者への報告
評価結果をあらかじめ送付した上で事業所を訪問し、フィードバックを行います。評価結果は必要に応じて内容を修正し、事業者と当社が最終確認をします。また、評価結果を公表することへの同意を得ます。
- 推進機構への報告・公表
評価結果は当社から推進機構へ報告し、事業所の同意を得たものについては「とうきょう福祉ナビゲーション」に公表されます。
- サービスの質の向上へ
事業者の皆さまが、評価結果をもとにサービスの質の向上へ取り組むことができます。
※全体を通して4か月から5か月程度の期間が必要になります。
標準的なスケジュール図は
こちらをご覧下さい。
評価報告のポイント
- 評価の視点を説明します
評価の際、評価機関として特に留意した点について説明します。
- 納得のできる評価結果を共有します
評価結果の内容は相互に納得することが大切です。そのため、評価報告の段階で事実誤認があった場合には、必要に応じて表現や内容を修正することも可能です。
- 十分に質疑応答の時間を取ります
事業者の皆さまからの質問を十分に受け、不明点を残さないようにします。
- 次の一歩を踏み出せるような内容にします
評価結果を踏まえて、事業者の皆さま自身が現状を把握し、新たな取り組みの方向性が分かるようなフィードバックを提供します。
当社独自の工夫点
- 改善点に関して、フィードバックレポートはインターネットに公表されるため穏やかな表現を心がけています。
- 従業員の自己評価と利用者調査において、従業員や利用者の人数が多い施設(約80人以上)ではデータ分析ツールを利用して、グラフを含む独自の分析結果を提供させていただきます。
料金
事業所ごとに見積もりをさせていただきますので、ご相談下さい。ご相談は無料です。
評価対象となる施設一覧
高齢者(入所・在宅)、認知症高齢者グループホーム、障害児・者(在宅)、子ども・ひとり親