第三者評価は「利用者本位の福祉」の実現を目指す取り組みです
福祉サービス第三者評価とは、
- 「自分の利用したい事業所の特徴は何か」、「サービスの質はどのような状態か」など、施設利用者の皆さまがサービスを選択する際の目安とするための情報を提供すること
- 福祉サービスを提供する事業者の皆さまが、利用者の真のニーズを把握し、それに応える多様なサービスを提供するとともに、サービスの質の向上への取り組みを推進すること
を目的として実施されています。これは単に「良いか、悪いか」を評価するのではなく、「事業者が大切にしている考えは何か」などの価値観・理念を踏まえ、事業所が最善の行動を行っているかどうかを明らかにするものです。
事業者が第三者評価を実施するメリット
- 新しい気付きがある
客観的な視点でサービスを絶えず見直すことで、それまで気づかなかったサービスや経営の良い点や改善点などを新しく発見することができます。
- 潜在的なニーズを把握できる
第三者という立場から評価機関が利用者調査を実施することで、潜在化している声を含めて、自分たちでは気づかなかったニーズを把握することができます。
- セールスポイントをアピールできる
評価内容を公表することで、利用者や地域の皆さまにサービスの特徴について理解してもらうことができます。また、事業者としての考えや向上への取り組みなど、積極的なアピールも可能です。
- 改善状況を把握できる
自らサービスの改善状況を把握できるとともに、その状況を利用者に知ってもらい、安心して利用してもらうことができます。
- 事業改善のヒントが見つかる
当社では、経営の専門家もチームの一員として評価を行うため、経営面での新たなヒントを見つけることができます。また、公表されている他の事業者の様々な工夫を参考にでき、自らのレベルアップに活かすことができます。
東京都では原則として、第三者評価を3年に1回以上受審することを求めています。継続して受審することで、上記のメリットのように事業所の最新の情報を利用者に提供し、絶えずサービスの質の向上を図っていくことができます。
第一福祉マネジメントの強み
- 社会福祉法人に広く取り組んでいる会計事務所が母体です
当社の母体は、顧問先を約300件もつ東京都台東区所在の会計事務所です。20年以上にわたり社会福祉法人とお付き合いをさせていただき、これまでに延べ200施設以上の顧問業務を行ってきました。私たちは社会福祉の理念に深く精通していると同時に、福祉を取り巻く環境の変化をいち早くつかむことができます。
- 福祉サービスに携わる専門家が評価者です
特別養護老人ホームや認可保育園の園長経験者をはじめとする福祉の専門家と、社会福祉法人のマネジメントに深くかかわってきた経営の専門家とがチームを組んで作業をします。これにより、施設の運営面やサービス提供に関わる公平で多様な視点を確保することができます。
- 独自の分析方法を使用して、視覚的に分かりやすい資料を提供します
評価しただけでは福祉サービスの向上には活かされません。当社では専属のプログラマーを配置することで、利用者や施設関係者にとって役立つ“生きた”分析を心がけています。結果は誰にでも分かりやすいよう、表やグラフなどの視覚的な資料にして提供しています。
評価実績
評価実績累計数
サービスの種類 |
第三者評価件数 |
利用者調査件数 |
東京都 |
千葉県 |
東京都 |
高齢者 |
指定介護老人福祉施設【特別養護老人ホーム】 |
35 |
– |
3 |
介護老人保健施設 |
1 |
– |
– |
訪問介護 |
7 |
– |
– |
通所介護【デイサービス】 |
15 |
– |
3 |
短期入所生活介護【ショートステイ】 |
10 |
– |
– |
居宅介護支援 |
13 |
– |
– |
認知症対応型共同生活介護【認知症高齢者グループホーム】(介護予防含む) |
29 |
– |
– |
認知症対応型通所介護 |
4 |
– |
– |
地域密着型通所介護 |
66 |
– |
– |
子ども・
ひとり親 |
認可保育所 |
134 |
79 |
48 |
認証保育所A型・B型 |
11 |
– |
– |
認定こども園 |
1 |
– |
– |
認可外保育 |
3 |
– |
– |
母子生活支援施設 |
4 |
– |
4 |
障害者・児 |
多機能型事業所 |
5 |
– |
– |
共同生活援助(グループホーム) |
3 |
– |
– |
身体障害者通所授産施設 |
1 |
– |
– |
知的障害者通所授産施設 |
1 |
– |
– |
知的障害者小規模通所授産施設 |
6
(第三者評価に準ずる調査) |
– |
– |
計 |
428 |
58 |
2024年4月現在
評価結果